歯科医院で貢献できるスタッフを育てる
いつもお読みいただき、ありがとうございます
歯科医院改革コンサルティング事業を2017年に立ち上げ、8年が経過しました。
8年もの時間の中で充実して実績を積み上げられたのも、私を信用し、信頼していただいた先生をはじめ、スタッフの皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
歯科医院専門スタッフ育成講師として活動しようと決めたのは、臨床の現場と教育の現場を経験したからでした。
楽しく輝くスタッフが増えることを願って事業を展開し続けて今があります。
本当にありがたいことです。
歯科衛生士の知識と技術
認定歯科衛生士にならなくても、歯周基本治療の基礎基本さえ理解できていれば、歯科衛生士として歯周治療をやりがいを持って行えます。
担当制の歯科医院もそうでなくても歯科衛生士が自信を持って歯周治療に取り組めるよう研修を通してサポートさせてもらっております。
歯科医院には実にいろんな患者さんがお見えになられますので、
どんな患者さんにも対応できる歯科保健指導も熟知している方が良いですし
歯周治療が終了した後の定期的な安定期治療、虫歯や歯周病にならないように予防するためのメインテナンスなど
予防歯科が普及し続けていること、歯科衛生士の存在価値が益々上がる一方で
専門的な知識だけではなく患者さんを包括的に見る目が養わなければなりません。
歯科医師にはない視点で患者さんの生活背景まで知り得ることで患者さんの口腔から全身の健康をサポートできる素晴らしい仕事を担っています。
だからこそ、研修では歯科衛生士の知識と技術の基礎基本の振り返りが必要になる場面は多々あるのではないかと思います。
ホスピタリティ溢れる対応
患者さんに寄り添った歯科医量を提供できるよう歯科医師だけではなく、歯科衛生士、歯科助手、歯科受付と歯科医院全体で取り組む必要があります。
常に患者目線を考えつつ、患者さんが「ここに来てよかった」と思ってもらえるような対応が必要です。
毎日忙しい日々を過ごしていると忘れがちな実践的患者目線を考える時間を作ることで医院全体の底上げとなりスタッフ間のチーム力が上がります。
様々な患者さんが来院される中で、いろんな対応が求められます。
こちら側が伝えたこと、説明したこと、指導したことがきちんと患者さんに伝わっていなければ意味がありません。
ですが、簡単なようで、難しい場面に出会します。
人対人ですから、これが正解という答えはないかも知れませんが、「どうしよう!」と焦ってしまったり、「私には無理!」と諦めてしまったりしないでいいように心理学的なコミュニケーションを学んでおくことでスタッフの対応にも自信がつくのではないでしょうか?
研修を通して貢献するスタッフへ
専門知識やスキルだけを一方的に教えるだけではありません。
ご依頼された歯科医師の先生は自分の大切な歯科医院の発展や向上を切に願っていらっしゃるはずです。
診療を休診にし貴重な時間をスタッフの学ぶ時間、成長できる時間になるよう投資していただいた時間なのです。
だからこそ、私は研修を通して今いる職場のために貢献できるスタッフになってもらいたいと思っています。
すべては先生の大切な歯科医院で楽しく輝いて働けるように。
それは、「貢献できるスタッフ」なのです。
先生の診療方針や経営理念に則った中で活躍できるスタッフになって欲しい。
だからこそ、私は先生と打ち合わせする時間を大切にしております。
先生の想いをしっかりと理解してスタッフに落とし込めるように研修で「あり方」を話しています。
貢献できるように
案外、働いているスタッフは「貢献」とは考えていません。
仕事の対価として給料をいただくためだけの行為となっている場合が多いのです。
愚痴が出たり、不平不満を言ったりすると言うことは、目先の自分の仕事という行為を面倒だと思っているからなのです。
「楽しく輝いて働く」というのは自分らしく自分自身が成長しながらも歯科医院で貢献していくということ。
チームワークを発揮しながら歯科医院でイキイキと働くスタッフが増えるお手伝いができることに私は幸せを感じます。
歯科医院改革という名のスタッフの意識改革。
これからも精進してまいります。


自分の歯科医院をズバッと客観視し、何が良いか何が良くないか明確にしスタッフが成長できるためのヒントをいろんな角度からお伝えいたします!