院長!スタッフが辞める時、危機感を持ってください!
スタッフが無断で休んでそのまま退職…
スタッフが退職代行で退職した…
辞めてほしくなかったスタッフが辞めてしまう。
このような状況の辞める理由は大半の場合、先生や働く環境に原因があるかも知れません。
辞める理由
未熟なスタッフ、若いスタッフは、退職のマナーを守ることもできず辞めていきます。
なので、無断欠勤からの退職。
社会人のマナーが少しでもあると自分自身で対応が困難なので、退職代行業者を使用してなるべく円満に退職します。
「辞めて欲しくなかったスタッフ」はある程度人生経験を積んでいますので、大人な対応をして辞めていきます。
大人の対応とは「家族の事情」がほとんどでしょう。
「職場を退職する」には就職する時よりもかなりのエネルギーを要しています。
辞めた後の現実
スタッフが辞めてしまうと、かなりの大打撃です。
患者さんの予約を制限しなければならなかったり、既存のスタッフへのフォローも必要です。
欠員を埋めるための求人募集も行う必要があります。
スタッフが辞めるということは医院にとって損失になり得るということです。
その後の求人も、なかなか来ないのが現状です。
なかなかどころか、何年も来ないもの当たり前かもしれません。
スタッフが一人でも辞めた後のデメリットの方が断然大きいのは、すでに経験のある先生はご存知かと思います。
ですが、辞めてしまったスタッフに対して「合わなかったから」「仕方ない」「向こうの意向だし」そう思っているだけであると、大間違い。
スタッフが辞める理由の大半は、辞めるスタッフ自身の都合ではなく医院に対する不満があると思ってください。
自己原因で考えなければ、このままスタッフは来ないかも知れません。
スタッフの気持ち
確かに「合わなかったから」と言って辞めてしまうスタッフもいます。
特に経験のある歯科衛生士からすると過去の歯科医師の治療方針をどうしても引きずってしまいます。
高齢者の多い地域で開業していらっしゃる先生は義歯の得意で、インプラントを勧めたがりません。
ビジネス街や商業地域の中にある歯科医院は自費治療が盛んですので、インプラントの提案も当たり前です。
歯科衛生士や歯科で働くスタッフは歯科医師の治療方針に従うべきなのですが、両極端な治療方針となると衛生士は何が正しいのか判断が出来なくなってしまいます。
そうすることで起きるのが「自分には合わない」と感じることです。
今までの自分自身の経験が全て正しいと誰もが思っています。
だから、以前の職場の自分のやり方を今の職場のやり方に当てはめることが出来ないのです。
既存のスタッフが、新しいスタッフに仕事を丁寧に教えてあげていても既存のスタッフは他の歯科医院の事情や新しいスタッフの過去の経験を知らないままだとどんどんとコミュニケーションミスが広がってしまい時間が経てば経つほど溝は深くなり、辞めてしまうのです。
スタッフが辞めてしまった結果
思いもよらないスタッフの退職、辞めた後の事実をしっかりと受け止めてください。
「スタッフが辞めてしまった」という現実は厳しい言い方になるかもしれませんが、すべて院長である先生の責任です。
この現実にずっと背いたままであれば同じことを繰り返します。
何度も繰り返し新しいスタッフがここ数年辞めていく現実。
自分は悪くない。
自分は正しいことをしている。
自分は間違っていない。
果たして、本当にこのままで良いのでしょうか?
スタッフの辞める大半の原因は院長先生で解決できることなのです。
まあ、そうは言っても、先生の歯科医院ですから、先生がこのままで良い、これが良いと思っているのならば、スタッフが辞めたことはラッキーだったことかもしれません。
スタッフの個性を知って
コミュニケーションに
活かそう!
スタッフの個性や特性をチェックシートを利用してどのような働きかけをするとよいのかを簡単にチェックできるシートをご用意しました
メールアドレスをご登録いただくだけで無料で【スタッフ個性診断チェックシート】をプレゼントいたします